所長ブログ

  • 事業再生ADR

    ジャスダックス上場のコスモスイニシアが事業再生ADRによる再生手続きに入った。なんだか聞きなれない言葉だけど、基本的には裁判所にかわって法務省・経済産業省に認定を受けた事業再生実務家協会(JATP)が債権者との仲介に入るとのこと。

    民事再生といった法的手続きの場合は全債権者に影響が及び、株式上場もできなくなる可能性が高い。これに対して事業再生ADR手続きでは影響が主に金融機関に限られ、株式上場維持も可能。メーンバンクがいないコスモスイニシアは事業再生ADR手続きを選択し、JATPが全取引金融機関との利害調整を進める。対象債権者全員(主に金融機関)の同意がないと計画は成立しないが、事業価値の毀(き)損が少ない、手続き期間が短いといったメリットがある。

    今後も検討する企業が増えてくるものと思われる。私としてはこれを機に私的整理、たとえば私的整理ガイドラインの適用等による事業再生に対し金融機関が理解を示してくれることを期待します。中小企業のみなさんがんばりましょう!

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